Carousel (カルーセル) コンポーネント
Ignite UI for React Carousel は、画像、カード、その他のコンテンツをナビゲーション コントロールとインジケーターとともに表示するためのスライド ベースのレイアウト コンポーネントです。
関連する少数のスライドをユーザーが 1 枚ずつ閲覧する場合は、Carousel を使用します。必要に応じて、アニメーション、カスタム ナビゲーション、自動トランジションを追加できます。
ライブ デモ
構造
Carousel コンポーネントは、ホスト要素、投影されたスライド、ナビゲーション コントロール、およびアクティブなスライドを選択するインジケーターで構成されます。
2. ナビゲーション アイコン ボタン: 前後のスライドに移動します。
3. インジケーター: スライドの総数を表示し、現在アクティブなスライドを強調表示します。
igc-carousel // ホスト - スライド、ナビゲーション、インジケーターを調整します
|- igc-carousel-slide // スライド アイテム
|- igc-carousel-indicator // スライドの任意のカスタム インジケーター
|- [slot="previous-button"] // 前へ移動するナビゲーションの任意のカスタム コンテンツ
`- [slot="next-button"] // 次へ移動するナビゲーションの任意のカスタム コンテンツ
作業の開始
React Carousel では、スライドを宣言する前に、Carousel コンポーネント、Slide コンポーネント、テーマ スタイルシートを用意しておく必要があります。
Carousel をアプリケーションに追加する前に、作業の開始トピックで Ignite UI for React をインストールし、テーマを構成してください。
Carousel ラッパー コンポーネントとテーマ スタイルシートをインポートします。
import { IgrCarousel, IgrCarouselSlide } from 'igniteui-react';
import 'igniteui-webcomponents/themes/light/bootstrap.css';
使用方法
React Carousel は、ホスト内に Slide コンポーネントを配置し、レイアウトに必要なナビゲーション、インジケーター、トランジション動作を有効にすることで構成します。
スライド
IgrCarousel セレクターを使用してスライドをラップします。スライドには画像、テキスト、フォーム、その他のコンポーネントを含めることができます。
<IgrCarousel>
<IgrCarouselSlide>
<img src="assets/images/carousel/ignite-ui-angular-indigo-design.png" alt="Ignite UI Indigo Design" />
</IgrCarouselSlide>
<IgrCarouselSlide>
<img src="assets/images/carousel/slider-image-chart.png" alt="Chart preview" />
</IgrCarouselSlide>
<IgrCarouselSlide>
<img src="assets/images/carousel/ignite-ui-angular-charts.png" alt="Ignite UI Charts" />
</IgrCarouselSlide>
</IgrCarousel>
アクティブなスライド
Carousel のレンダリング時に選択するスライドに active プロパティを設定します。
<IgrCarousel>
<IgrCarouselSlide>
...
</IgrCarouselSlide>
<IgrCarouselSlide active={true}>
...
</IgrCarouselSlide>
</IgrCarousel>
アクティブなスライドが設定されていない場合、最初のスライドがデフォルトでアクティブになります。初期レンダリングまたはその後の更新時に複数のスライドがアクティブになっている場合は、アクティブに設定されたスライドのうち最後のものが使用されます。
構成
ループ、インジケーターの配置、ナビゲーションの表示、方向を制御するには、Carousel の構成プロパティを使用します。
disableLoop プロパティは、最後のスライドから最初のスライドへ、または最初のスライドから最後のスライドへ移動するループ動作を無効にします。
<IgrCarousel disableLoop={true}>
...
</IgrCarousel>
indicatorsOrientation プロパティを使用して、インジケーターの配置位置を変更します。
<IgrCarousel indicatorsOrientation={CarouselIndicatorsOrientation.Start}>
...
</IgrCarousel>
インジケーターを非表示にするには hideIndicators を使用し、ナビゲーション ボタンを非表示にするには hideNavigation を使用します。
<IgrCarousel hideNavigation={true} hideIndicators={true}>
...
</IgrCarousel>
Carousel を垂直モードで表示するには、vertical プロパティを使用します。
<IgrCarousel vertical={true}>
...
</IgrCarousel>
カスタム インジケーター
デフォルトのインジケーター コンテンツを置き換えるには、IgrCarouselIndicator コンポーネントを使用します。
<IgrCarousel>
<IgrCarouselIndicator>
<span>Off</span>
<span slot="active">On</span>
</IgrCarouselIndicator>
<IgrCarouselIndicator>
<span>Off</span>
<span slot="active">On</span>
</IgrCarouselIndicator>
<IgrCarouselSlide>
<img src="assets/images/carousel/ignite-ui-angular-indigo-design.png" alt="Ignite UI Indigo Design" />
</IgrCarouselSlide>
<IgrCarouselSlide>
<img src="assets/images/carousel/slider-image-chart.png" alt="Chart preview" />
</IgrCarouselSlide>
</IgrCarousel>
カスタム インジケーターごとに、デフォルトのインジケーター コンテンツと active スロットのコンテンツの両方を用意してください。
カスタム ナビゲーション ボタン
previous-button スロットと next-button スロットを使用して、カスタム ナビゲーション ボタンのコンテンツを指定します。
<IgrCarousel>
<IgrIcon slot="previous-button" name="previous" collection="material"></IgrIcon>
<IgrIcon slot="next-button" name="next" collection="material"></IgrIcon>
...
</IgrCarousel>
デフォルトのナビゲーション コントロールがデザインに合わない場合は、これらのスロットにテキスト、SVG、または IgrIcon コンテンツを使用してください。
スライドのコンテンツ
Carousel の各ステップでより充実したコンテンツが必要な場合は、スライド内にフォーム、画像、その他のコンポーネントを配置します。
<IgrCarousel>
<IgrCarouselSlide>
<div>
<img src="assets/images/svg/carousel/SignUp.svg" alt="Sign up" />
<form>
<IgrInput type="text" placeholder="Username">
<IgrIcon slot="prefix" name="person"></IgrIcon>
</IgrInput>
<IgrInput type="password" placeholder="Password">
<IgrIcon slot="prefix" name="password"></IgrIcon>
</IgrInput>
<IgrButton type="reset">
<span>Sign In</span>
</IgrButton>
</form>
</div>
</IgrCarouselSlide>
</IgrCarousel>
アニメーション
スライド遷移アニメーションを変更するには、animationType プロパティを設定します。
<IgrCarousel animationType="fade">
...
</IgrCarousel>
animationType プロパティを none に設定すると、アニメーションが無効になります。
タッチ ジェスチャー
設定されたスライド遷移をスワイプ ナビゲーションに反映させる必要がある場合は、タッチ対応デバイスで Carousel を使用します。
自動トランジション
自動スライドショーを作成するには、interval プロパティを設定します。
ポインターまたはキーボードの操作中も自動トランジションを継続させたい場合は、disablePauseOnInteraction を true に設定します。
<IgrCarousel interval={2000} disablePauseOnInteraction={true}>
...
</IgrCarousel>
Carousel のコンテンツにマウスを乗せるか、キーボード フォーカスを Carousel のコンテンツに移動すると、自動トランジションが一時停止します。ポインターまたはキーボード フォーカスが Carousel から離れると、自動トランジションが再開します。
サムネイル インジケーター
各インジケーターが対応するスライドをプレビューする必要がある場合は、サムネイル画像を使用したカスタム インジケーターを使用します。
const images = [
{
src: "assets/images/carousel/WonderfulCoast.png",
alt: "Wonderful Coast",
},
];
<IgrCarousel disablePauseOnInteraction={true} hideNavigation={true} interval={2000} vertical={true} animationType="fade">
{images.map((image, index) => (
<React.Fragment key={index}>
<IgrCarouselSlide>
<img src={image.src} alt={image.alt} />
</IgrCarouselSlide>
<IgrCarouselIndicator>
<img
className="blurred"
src={image.src.replace(".png", "Thumb.png")}
alt={`${image.alt} thumbnail`}
width="50"
height="60"
/>
<img
slot="active"
src={image.src.replace(".png", "Thumb.png")}
alt={`${image.alt} thumbnail active`}
width="50"
height="60"
/>
</IgrCarouselIndicator>
</React.Fragment>
))}
</IgrCarousel>
使用すべき場合と使用すべきでない場合
使用すべき場合: 関連する画像や複数種類のコンテンツを含む少数のスライドを、ユーザーが 1 枚ずつ閲覧できるように表示する必要がある場合に Carousel を使用します。
使用すべきでない場合: プライマリ ナビゲーション、長い連続的なワークフロー、またはユーザーが並べて比較する必要があるコンテンツには Carousel を使用しないでください。名前付きセクションを切り替えるには Tabs を、ガイド付きの連続タスクには Stepper を使用してください。
| 使用すべき | 使用すべきでない |
|---|---|
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
プロパティ
以下の Carousel プロパティは、スライド ベースのレイアウトで最もよく使用される構成をカバーしています。
| 名前 | 型 | デフォルト | 説明 |
|---|---|---|---|
active |
boolean |
false |
スライドをアクティブとしてマークします。 |
disableLoop |
boolean |
false |
最初のスライドと最後のスライド間のループを無効にします。 |
disablePauseOnInteraction |
boolean |
API を参照 | ポインターまたはキーボードの操作時に自動トランジションが一時停止しないようにします。 |
hideIndicators |
boolean |
false |
スライド インジケーターを非表示にします。 |
hideNavigation |
boolean |
false |
前後のナビゲーション ボタンを非表示にします。 |
indicatorsOrientation |
CarouselIndicatorsOrientation |
API を参照 | インジケーターの配置位置を制御します。 |
interval |
number |
API を参照 | 自動トランジションの間隔をミリ秒単位で設定します。 |
vertical |
boolean |
false |
Carousel を垂直方向に表示します。 |
スタイル設定
Carousel は、公開されたパーツ、カスタム インジケーター コンテンツ、カスタム ナビゲーション スロットを通じてスタイル設定できます。
Sass テーマ
Carousel にアプリケーション全体で一貫性を保つべきテーマ レベルの変更が必要な場合は、Sass テーマを使用します。
主要なテーマ パラメーターとして $button-background と $indicator-background を使用してください。テーマはこれらから関連するインタラクション状態の色を導出します。特定の微調整には残りのパラメーターを使用してください。
| パラメーター | 説明 |
|---|---|
$button-background |
アイドル状態の前後のナビゲーション ボタンの背景の主要パラメーター。 |
$indicator-background |
インジケーター コンテナーの背景の主要パラメーター。 |
$slide-background |
各スライドの背景色。 |
$button-hover-background |
ホバー時のナビゲーション ボタンの背景。 |
$button-disabled-background |
無効時のナビゲーション ボタンの背景。 |
$button-arrow-color |
アイドル状態のナビゲーション矢印の色。 |
$button-hover-arrow-color |
ホバー時のナビゲーション矢印の色。 |
$button-focus-arrow-color |
フォーカス時のナビゲーション矢印の色。 |
$button-disabled-arrow-color |
無効時のナビゲーション矢印の色。 |
$button-border-color |
アイドル状態のナビゲーション ボタンの境界線の色。 |
$button-hover-border-color |
ホバー時のナビゲーション ボタンの境界線の色。 |
$button-focus-border-color |
フォーカス時のナビゲーション ボタンの境界線の色。 |
$button-disabled-border-color |
無効時のナビゲーション ボタンの境界線の色。 |
$label-indicator-background |
テキスト ベースのインジケーター ラベルの背景色。 |
$indicator-dot-color |
アイドル状態のインジケーター ドットの色。 |
$indicator-hover-dot-color |
ホバー時のインジケーター ドットの色。 |
$indicator-focus-color |
フォーカス時のインジケーター ドットと境界線の色。 |
$indicator-border-color |
アイドル状態のインジケーター境界線の色。 |
$indicator-active-dot-color |
アクティブなインジケーター ドットの色。 |
$indicator-active-border-color |
アクティブなインジケーター境界線の色。 |
$indicator-active-hover-dot-color |
ホバー時のアクティブなインジケーター ドットと境界線の色。 |
$button-shadow |
ナビゲーション ボタンの下のエレベーションまたはシャドウ。 |
$border-radius |
ナビゲーション ボタンとインジケーター コンテナーの境界線の半径。 |
パーツとスロット
Carousel の特定のサーフェスのみにカスタム コンテンツやローカル スタイル設定が必要な場合は、公開されているスロットとパーツを使用します。
| サーフェス | カスタマイズする内容 |
|---|---|
previous-button スロット |
前へのナビゲーション ボタンのコンテンツを置き換えます。 |
next-button スロット |
次へのナビゲーション ボタンのコンテンツを置き換えます。 |
IgrCarouselIndicator |
デフォルトのスライド インジケーターのコンテンツを置き換えます。 |
Tailwind によるスタイル設定
Ignite UI コンポーネント トークンと共にユーティリティ ファーストのレイアウト スタイリングが必要な場合は、Ignite UI for React Carousel で Tailwind ユーティリティ クラスを使用します。
アクセシビリティ
React Carousel は、キーボードおよび支援技術を使用するユーザー向けに、カルーセル、スライド、インジケーターのセマンティクスを公開します。
キーボード インタラクション
| キー | アクション |
|---|---|
| Space または Enter | フォーカスされているナビゲーション ボタンをアクティブにします。 |
| Arrow Left | インジケーターのフォーカスを前のスライド インジケーターに移動します (右から左モードでは次のインジケーター)。 |
| Arrow Right | インジケーターのフォーカスを次のスライド インジケーターに移動します (右から左モードでは前のインジケーター)。 |
| Home | インジケーターのフォーカスを最初のスライド インジケーターに移動します (右から左モードでは最後のインジケーター)。 |
| End | インジケーターのフォーカスを最後のスライド インジケーターに移動します (右から左モードでは最初のインジケーター)。 |
スクリーン リーダー / ARIA
Carousel は、ホスト、スライド、インジケーター、ナビゲーション コントロールに ARIA の役割と状態を提供します。
| 要素 | 役割または属性 | 目的 |
|---|---|---|
| Carousel ホスト | role="region" および aria-roledescription="carousel" |
Carousel をナビゲート可能なコンテンツ領域として識別します。 |
| スライド コンテナー | aria-live="polite" または aria-live="off" |
自動再生が有効でない場合にスライドの変更をアナウンスします。 |
| スライド | role="tabpanel"、aria-roledescription="slide"、aria-label |
各スライドとそのセット内での位置を識別します。 |
| インジケーター コンテナー | role="tablist" |
スライド インジケーターをグループ化します。 |
| インジケーター | role="tab"、aria-label、aria-selected |
インジケーターが表すスライドとそれが選択されているかどうかを識別します。 |
| ナビゲーション ボタン | aria-label |
前へおよび次へのスライド アクションに名前を付けます。 |
アクセシビリティ準拠
インフラジスティックスは、アクセシビリティ準拠 トピックで、Section 508 および WCAG 2.1 ガイドライン領域における Ignite UI for React のアクセシビリティ サポートを文書化しています。
| 基準 | コンポーネントの準拠方法 |
|---|---|
| 2.1.1 キーボード | ナビゲーション ボタンとインジケーターはキーボード操作をサポートしています。 |
| 2.1.2 キーボード トラップなし | Carousel のキーボード インタラクションでは、フォーカスがコンポーネント内にとどまる必要はありません。 |
| 4.1.2 名前、役割、値 | ホスト、スライド、インジケーター、ナビゲーション コントロールは、役割、名前、選択状態を公開します。 |
アプリケーションの作成者は、意味のあるスライド コンテンツ、画像の代替テキスト、カスタム インジケーターまたはナビゲーション コンテンツに対する十分なコントラストを引き続き提供する必要があります。
API リファレンス
生成された API リファレンスには、Carousel、Slide、Indicator、および関連するサポート コンポーネントの API がすべて記載されています。
IgrCarousel
IgrCarouselSlide
IgrCarouselIndicator
IgrIcon
IgrInput
IgrButton
依存関係
Carousel の例は、Carousel の Slide 型と Indicator 型、およびテーマ スタイルシートに依存しています。スライドやナビゲーション スロット内で Input、Icon、Button の各コンポーネントを使用する場合は、それらのコンポーネントにも依存します。
その他のリソース
より広範な製品サポートおよびソース情報については、これらのリソースを使用してください。
関連コンポーネント
Carousel が最適なインタラクション モデルでない場合は、これらの関連レイアウト コンポーネントを使用してください。
- Tabs - スライド形式のナビゲーションなしで名前付きセクションを切り替える必要がある場合は Tabs を使用します。
- Stepper - ガイド付きの一連の手順を完了する必要がある場合は Stepper を使用します。
FAQ
可能な場合は手動ナビゲーションを優先します。カルーセルが自動的に切り替わる場合は、ユーザーが各スライドを読んだり操作したりする十分な時間を確保できるように、一時停止と再開の明確な方法を提供してください。
ユーザーがカルーセルを読んだり操作したりしている間は自動切り替えを一時停止します。ユーザーが明示的に続行を選択するまで再開しないでください。
スライドの数は少なくし、内容を絞り込みます。関連するスライドを短くまとめたほうが、非表示のコンテンツを含む長い一連のスライドよりも、内容を見つけやすく、ざっと確認しやすくなります。
インタラクティブなコンテンツに予測可能なフォーカス順序があり、ユーザーが操作している間にスライドが変化しない場合は可能です。アクションはスライドの主要なタスクに集中させてください。
インジケーターが個々のスライドへの直接ナビゲーションを表す場合は、インタラクティブにします。これにより、ユーザーは前後を繰り返し選択することなく、特定のコンテンツに到達できます。
ユーザーが項目を比較したり、すべての項目を読んだり、特定の項目をすぐに見つけたりする必要がある場合は、静的なリスト、グリッド、タブ、またはステッパーを使用します。カルーセルは、関連するコンテンツのコンパクトなシーケンスに最適です。



